- 2021年4月17日
- 2021年5月1日
「鳥獣戯画」はなぜこれほど愛されるのか?4つの理由で解説します
「鳥獣戯画」は日本ではトップクラスの知名度と人気度を誇り、日本美術の至宝といっても過言ではありません。ひとたび展覧会が開かれれば長蛇の列ができ、メディアやSNSでも話題となります。 そのような人気を誇 […]
「鳥獣戯画」は日本ではトップクラスの知名度と人気度を誇り、日本美術の至宝といっても過言ではありません。ひとたび展覧会が開かれれば長蛇の列ができ、メディアやSNSでも話題となります。 そのような人気を誇 […]
どのような絵巻か? 信貴山縁起絵巻は、源氏物語絵巻、伴大納言絵巻、鳥獣人物戯画とともに、四大絵巻に数えられ、優れた仏教説話として昭和26年に国宝に指定されています。 信貴山縁起絵巻の内容 この絵巻は信 […]
伊藤若冲(1716-1800年)は江戸時代中期に活躍した絵師です。極彩色で細密に描かれた「動植綵絵」や、たらしこみを使った濃淡で描かれた水墨画など多彩な面を持っており正に異色、奇想と呼ぶに相応しい絵師 […]
絢爛豪華な花鳥画やエキセントリックな造形美で知られる伊藤若冲だが、意外にも多くの水墨画を残している。しかもあまり知られていないことだが、その中にはウィットに富んだものが多い。そんな若冲の作品からいくつ […]
判じ絵は江戸時代後期に流行したなぞなぞのことで、様々な絵からそこに隠された言葉を読み解いていくものである。江戸庶民に大いに親しまれたという。判じ絵はもともと平安時代後期から行われていた「言葉あそび」に […]
日本の四大絵巻とは「源氏物語絵巻」「伴大納言絵巻」「信貴山縁起」「鳥獣人物戯画」の4つを指し、いずれも平安時代末の作と考えられています。それでは、それぞれの絵巻の特徴を以下に記したいと思います。 「源 […]
仙崖義梵(せんがいぎぼん)という禅僧をご存知だろうか?博多の由緒ある禅寺で住職をしていた僧侶なのだが、殴り書きのような墨画を多く描き、その大半はゆるゆるで癒し系、いわゆる「ゆるキャラ」なのだ。中には「 […]
伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した京都の絵師であり、今や展覧会が開かれると長蛇の列ができる超人気絵師でもある。その画風は超人的なまでに対象を捉えるその描写力にあるのだが、単なる写生を超えた超絶的な技法は […]
密教の真理を伝えるための曼陀羅は空海によって日本に持ち込まれた 真言宗の開祖である空海(弘法大師)は804年、中国の唐に渡り、密教の奥義を会得し、日本でもその教えを広める活動をする。空海が唐から持ち帰 […]
長沢芦雪という絵師をご存知だろうか。美術史家の辻惟雄が「奇想の系譜」で紹介して、近年評価が高まっている絵師だ。その大胆な構図や驚くべき表現法は「奇想天外」そのものである。そんな芦雪の生涯を追ってみる。 […]
江戸琳派の祖で「夏秋草図屏風」の代表作で知られる酒井抱一は、尾形光琳に私淑し、その光琳は俵屋宗達に私淑していた。「風神雷神図屏風」といえば琳派の創始者、俵屋宗達によるものが有名だが、続く尾形光琳はその […]
鳥獣戯画、あまりに有名なこの絵巻は、美術に関心がない人でも一度は目にしたことがあると思います。ウサギやカエルなど、のびやかな筆づかいでユーモラスに描かれた絵巻は、ひとたび展覧会が開かれると長蛇の列。た […]
「奇想の画家」という言葉を聞いたことがあるだろうか。奇抜なな構図や色彩で独自の画境に達した画家たちのことだ。 伊藤若冲や曾我蕭白など、今や展覧会が開かれれば長蛇の列ができる人気画家たちのことだ。そんな […]
南画は江戸時代中期より中国からもたらされた絵画ジャンルで、日本でも盛んに描かれるようになった。その特徴は何とプロではなく素人が描いた画だった。中国では王侯貴族や官僚らが描くことが多く「文人画」と呼ばれ […]
日本の美術史に燦然と輝く狩野派。地縁、血縁関係で約400年もの長きに渡って日本の美術界のトップに君臨してきたその絵師集団の全体像に迫る。 狩野派の初代、狩野正信は平明な画風で狩野派の礎を築いた。 室町 […]