- 2020年7月19日
- 2020年7月19日
「絵を見る技術-名画の構造を読み解く-」(書評)名画の謎を解くカギを手に入れる
どんな本なのか? 絵を見て「なぜこれが有名なんだろう」とか「この絵のどこがすごいのかわからない」と思ったことはないでしょうか。美術館に行っても名画の前で「すごい!」とは言ってみたものの、なぜその作品が […]
どんな本なのか? 絵を見て「なぜこれが有名なんだろう」とか「この絵のどこがすごいのかわからない」と思ったことはないでしょうか。美術館に行っても名画の前で「すごい!」とは言ってみたものの、なぜその作品が […]
日本の美意識を色と模様に表した「きもの」。その原型である小袖は、室町時代後期より、染や刺繡、金銀の摺箔などで模様を表し、表着として花開きました。美しく彩られたきものが着用され始めた江戸時代、町を行き交 […]
世界屈指の美の殿堂ロンドン・ナショナル・ギャラリー、その所蔵作品が日本にやってきます。イギリス以外での大規模な所蔵品展は世界初。もちろん全ての作品が本邦初公開となります。 展示されるのは、ルネサンスか […]
美術を見て「何が描かれているのか」「どうして評価されているのか」分からず、美術展でも作品を前にキャプションなど解説文を読んで、何となく分かったふりをして通り過ぎる、という経験をしたことはないでしょうか […]
今年度、最大規模で開催される浮世絵展が東京上野の東京都美術館で開催されます。当初は東京オリンピック・パラリンピックで多くの外国人旅行者が見込まれていましたが、残念ながら東京大会は来年に延期となってしま […]
本書の特徴 本書はツイッターで大反響を呼び、のべ10万リツイートを獲得した「#名画で学ぶ主婦業」の待望の書籍版です。 「#名画で学ぶ主婦業」というツイッター現象は、西洋絵画を中心に様々な名画に独自のコ […]
昭和から平成初期を駆け抜けた孤高の芸術家・岡本太郎の名著「自分の中に毒を持て」をご紹介します。 岡本太郎はご存知の方も多いと思いますが、大阪万博での「太陽の塔」や、原色を多用した前衛芸術的表現で知られ […]
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」がいよいよ開幕。新型コロナウイルスの影響で約3ヶ月遅れてのスタートとなりましたが、珠玉の名作が来日するとあって非常に話題となっています。 イギリスが誇る名画の宝庫 […]
空の青や海の青など自然界の至るところに存在する「青」。古来より人間は青の色に親しみや癒しを感じてきました。 また、日本人にはとりわけ青は人気の様です。藍染のファッションは江戸庶民の間で気軽に用いるアイ […]
「最後の晩餐」はレオナルド・ダ・ヴィンチが40代に描いたもので、西洋美術史上最も人気のある作品の一つです。しかし「最後の晩餐」はダ・ヴィンチが存命中から剥落などの損傷がみられ、その都度修復が行われてき […]
新型コロナウイルスの影響で開催延期となっていた「奇才 江戸絵画の冒険者たち」が6月2日から開催されています。 この展覧会は、近年特に評価が上がっている江戸時代の美術を、北は北海道から南は九州まで、総勢 […]
「浮世絵」はご存知のように江戸時代に庶民の間で爆発的に人気を博した娯楽芸術ですが「浮世絵」の「浮世」とはそもそも何なのでしょうか?ここでは「浮世(うきよ)」の世界をご紹介したいと思います。 「浮世」は […]
本書はなぜ売れているのか? 本書は中学・高校の美術教師でありアーティストでもある著者が、中高生に向けて美術鑑賞の仕方を教えるという内容で、出版以来多くの反響を呼んでいます。 中高生向けとはいえ、実際は […]
伊藤若冲(1716-1800年)は江戸時代中期に活躍した絵師です。極彩色で細密に描かれた「動植綵絵」や、たらしこみを使った濃淡で描かれた水墨画など多彩な面を持っており正に異色、奇想と呼ぶに相応しい絵師 […]
絢爛豪華な花鳥画やエキセントリックな造形美で知られる伊藤若冲だが、意外にも多くの水墨画を残している。しかもあまり知られていないことだが、その中にはウィットに富んだものが多い。そんな若冲の作品からいくつ […]
判じ絵は江戸時代後期に流行したなぞなぞのことで、様々な絵からそこに隠された言葉を読み解いていくものである。江戸庶民に大いに親しまれたという。判じ絵はもともと平安時代後期から行われていた「言葉あそび」に […]